遍照寺について
高平山遍照寺は静岡県周智郡森町飯田に広がる、高平山の頂に本堂を構えたお寺です。地元では「高平さん」の愛称で親しまれております。開山は元和年間(一六一五年)、今より約四〇〇年前にさかのぼります。秀海上人ゆかりの弘法大師像や東海地方随一の大きさを誇る大日如来坐像の恵光を求め、近隣はもちろん、遠方からの参拝者も途だえることがなかったと伝わっております。
このように当山は由緒ある寺院でしたが、先代住職の下山により高平山は活動を停止してしまいました。しかし地域の皆様に親しまれたお寺をこのまま放置することは勿体ないとの思いから、このたび、堂守組谷大輔が新たに赴任し、自費を用いて庫裡へ修繕工事を施して、令和三年より、再出発することになりました。
ごあいさつ
私は真言宗大覚寺派僧侶の組谷 大輔(くみたに だいゆう)と申します。
現在は静岡県周智郡森町飯田の高平山遍照寺の堂守をしております。
略歴
昭和55年 神奈川県海老名市の高野山真言宗「橋澤山正覚寺」に生まれる。
平成22年 京都嵯峨嵐山真言宗「大本山大覚寺」伝燈学院に修行僧として入山。
同年、保寿院流四度加行成満。真言宗僧侶の資格を得る。
平成23年 大覚寺伝燈学院を卒業。
同年、京都府の真言宗専門教育機関、綜芸種智院に入学。
綜芸種智院に通いながら、京都府の「大本山狸谷不動院」にて助法を勤める。
平成24年 東日本大震災物故者慰霊法にボランティア僧侶として参加。
平成27年 綜芸種智院を卒業。
同年、静岡県浜松市浜北区の高野山真言宗「岩水寺」に就職
平成31年 ニューヨークメトロポリタン美術館にて「大本山石山寺」主催の源氏物語展開白法要に参加。
令和3年 「岩水寺」を退職、静岡県周智郡森町の「高平山遍照寺」の堂守となる。
現在、私組谷大輔は周智郡森町飯田の真言宗智山派「高平山遍照寺」の堂守を勤めております。そして、同時に高野山真言宗「橋澤山正覚寺」の僧侶としてもお勤めしており、2つの寺院にて活動しております。また、正覚寺の御住職より、正覚寺住職の代わりにご葬儀・各種法要・その他仏事を行う権利を正式に許可されております。その許可に基づきまして、私はご葬儀等仏事を行なっております。
今、日本の社会に大きな変化が訪れています。家族のかたちも大家族から核家族へと移り変わり、個人の価値観もさまざまになっています。そのため全国的にご葬儀や墓地などの、仏事に関することを昔ながらのしきたりそのままに行うこと自体、難しくなっています。時代が移り変わってゆく中、お寺と檀家との関係や、お寺と社会との関係はこのままでよいのでしょうか?
現代より約二千五百年前にお釈迦様が悟りを開かれ仏教が始まって以来、時々の社会に求められるように仏教はその信仰のカタチを変えてゆきました。令和の時代になり従来の寺院運営にほころびが出始めた今こそ、もう一度お寺のあり方を見直す時なのです。当山の堂守は、今の時代に合ったお寺のあり方を皆様といっしょに創りたいと考えております。
寺院の特色
出張葬儀 | 寺院葬 | 永代供養 | 墓地 |
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祈祷 | 樹木葬 | ペット供養 | 水子供養 |
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専用会館 | 駐車場 | バリアフリー | その他 |
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寺院概要
住所 | 〒437-0222 静岡県周智郡森町飯田2130 |
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アクセス | 【公共機関の場合】 天竜浜名湖線 円田駅より約徒歩30分 森町病院前駅より約徒歩40分 遠江一宮駅より約徒歩40分 |
電話番号 | 050-1866-8532 |