寺navi
室町幕府代十二代の将軍足利義晴の時代(15~46年)このあたりに住む貧しい一人の老女が悪瘡をわずらい心身ともに苦しみながらも 月々に中山寺に参り、懸命に信心したところ、ある夜僧侶が夢の中に出て来て「武庫川にある大柳の下(現在の市立宝塚温泉近く)に湧いている霊泉に湯浴みをすれば、病は癒える」と告げて消え去りました。 教えられたとおり霊泉を湯にして身を洗っていたところ、日ならずして病は癒えました。 この老女の願により大柳で「柳の観音』「塩出観音」と呼ばれる観音像が刻まれ、お寺が建立されてのちの塩尾寺となりました。 (宝塚市 編集・発行「宝塚温泉物語」より)
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2022.01.04
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